おはようございます。こんにちは。こんばんは。
先週の資生堂レディースオープンで鈴木愛が約1年半ぶりにツアーで優勝しました。
おめでとう。復活優勝になるんでしょうかね?
直近でツアー優勝しているのは、黄金世代以降の若年選手ではなくベテランと呼ばれる選手たちが優勝しています。
菊地絵理香に、青木瀬令奈・申ジエそれに鈴木愛と若年選手の壁としてツアーで優勝することはとても喜ばしく、観ている側からしてもこうじゃないと面白くない。
今回は資生堂レディースオープンの内容を書いていこうと思います。よろしくおねがいします。
簡単な試合内容
今回の資生堂レディースオープンは超レアケースの2日間の試合となりました。
1日目と2日目は大雨の影響で試合中止となり、3日目に予選を行い、日没でホールを消化できない選手は、4日目に予選の残りホールと決勝を行いました。
短期決戦ということもあってか、決勝は今回もトップから20位くらいまでが4打差という接戦です。11番終了時点で、鈴木愛が9アンダーでトップ。2位タイに勝みなみと西郷真央に山下美夢有と藤田さいきと8アンダーで続いています。
ここからあまりスコアは変動しません。
勝みなみはバーディーパットのチャンスを惜しくも逃したりもしていましたが、けれども終盤のピンチを見事パーで凌いだり、最終18ホールで3打目のアプローチでチップインバーディーと取り9アンダーでフィニッシュ。西郷真央が16番でバーディーを取り9アンダーでフィニッシュ。
それに比べ鈴木愛は14番でスコアが動きます。
ショートホールで痛恨のボギーでスコアを8アンダーにして1位タイが5人になります。
しかしそれだけは終わらないのが鈴木愛です。
16番パー5にて残り95ヤードのサードショットがそのままピンにねじ込むスーパーショット!
この場面でまさかのイーグルを取り一気に10アンダーにします。
このショットに関してはミスショットでたまたま入った感じのようでしたが、結果オーライです。
そして最終18ホール目で最後の試練が待っていました。
少々長いウイニングパットです。
このパットを入れると優勝。外すと勝みなみと西郷真央とのプレーオフになります。
結果は・・・
さすが、鈴木愛です。パーパットをねじ込み、見事優勝します。
まとめと感想
鈴木愛の優勝は待っていましたっ!という出来事です。
ずっと自分はブログで触れてきましたが、若年選手の壁となるべき存在は鈴木愛と思っているからです。ここから強い鈴木愛が若手の高い高い壁となることを期待しています。
それにしても、体感ですが1年半という期間は長かった様に感じました。
それでも調子を落として何年も勝てない選手が多い中で、この期間は短いともいえますよね。
今年と昨年は同一シーズンなので、実質、昨年勝てなかった訳ではないですから。
なのに復活って大袈裟にタイトルにつけてしまうのは、それだけ鈴木愛に期待して常勝してほしいと思っているからかもしれないですね。
やっぱり彼女は並みの選手ではないというのが率直な感想です。
何か他の選手とは違うものを持っているんですかね。あんな大事な場面のミスショットがイーグルとなり優勝を引き寄せました。
自分はこれを見て2016年の中京ブリジストンレディースオープンのプレーオフを思い出しました。
実際に18番のグリーン間近で観戦していたので興奮したことを今でも鮮明に覚えています。
この時も、プレーオフ最終ホールでセカンドショットはミスショットでピンに対してはショートしたものの、ボールが落ちた場所の傾斜で結果ピンに寄りバーディーで優勝しました。
まったく同じような出来事で優勝しています。こういうあっと驚くプレーが不思議とあるんですよね。
スピーチでも言っていましたが、目標は30勝だそうです。
30勝というのはツアーでの永久シード権の獲得を意味します。
何もしなくてもいつでもツアーに出れるという偉業を達成した選手だけに与えられる権利。
是非獲得してほしいですし、できると思っています。
なんせ27歳時点で今回の優勝を含め17勝です。並みの選手のペースじゃないですよね。
以降の試合も鈴木愛のプレーを期待したいと思います。
試合終了後に暗くなっても最後まで練習場で練習している鈴木愛の姿を何度も見ています。
誰よりも努力を重ねる彼女よりも努力できる若手はどれほどいるのかな?
いろんな意味で今後がまたまた楽しみですね。
それでは、また~^^