おはようございます。こんにちは。こんばんは。
今回は、松山のマスターズ優勝について少し書きたいと思います。
書いていることは、自分個人の考えなので間違っていることもあると思いますが、温かい目で見守って頂けると幸いです。
それでは、よろしくお願いします。
目次
優勝の要因
3日目がキーポイント?
よく特番やTVで言われてるように、3日目の11番ホールで雷雨で中断された後からガラッと松山のプレーが格段に良くなりましたよね。
いつも硬くて止まらないオーガスタのグリーンも雨が上がった後で止まり易くなっていたのもよかったですが、11番からの連続バーディ・そして15番イーグルからの16・17番のバーディーバーディーはまさに圧巻のプレーでした。
神がかりのプレーの連続にめちゃくちゃ興奮しました。
まさにゾーンに入っている、というものを見せてもらいました。
14番のアプローチや18番のアプローチも凄すぎですね。一見パーで見逃されてしまうのですが、ノーボギーでまわるということはやはり随所にこのようなスーパープレイが隠れているということですね。
いやー。お見事です。
上位にメジャー優勝者がいなかった。
最終日に入って、上位にメジャー優勝者が全然いないことも要因に思います。
J・ローズが松山を追う選手の中で唯一のメジャー優勝者でした。
J・スピースもいましたが流石に松山が大崩れしないと逆転はない程度のスコア差があったのであまり驚異にならなかったことも挙げられるんではないでしょうか。
同伴プレーヤーに恵まれた
3日目と最終日は松山とX・シャウフェレの組み合わせでした。
これも松山にいい感じだったんじゃないかと思います。
シャウフェレが日本語で冗談とかも言っていたようですし雰囲気もいいですよね。
飛距離もリズムも同じような感じでしたし、見ていて人柄も申し分ない選手です。
シャウフェレと松山はお互いにいいプレーをして緊張感を持たせたりして、結果論ですが松山がここまでのプレーができたのも彼が同伴プレーヤーだったからかもしれません。メジャーの決勝は3人ではなく、2人でまわるので誰とまわるか、というのは意外と重要ですよね。
しかしシャウフェレもさすがです。
プレーオフ最終戦のツアー選手権で優勝しただけはありますし、彼のメジャー制覇が来る日も近いですよね。
ナイスプレーも随所にあり、最終日の後半であれだけ連続バーディを続けて、松山にプレッシャーをかけたのは大きかったと思います。それが松山の15番の池ポチャに繋がったんですから。
そこからまさかのシャウフェレの池ポチャで16番のトリプル。。。
あそこで風が吹かずにクラブを持ちかえなかったら、、、と想像したくはないですよね。
とはいえ、とにかくお互いが良いプレーをしてお互のプレーを見てお互いがそのプレーに応えて、最高の同伴プレーヤーでした。
チーム松山の存在
やっぱり1番の変化点といえば、松山が目沢コーチと契約をしたことですよね。
今まで頑なにコーチをつけなかった松山がコーチをつけた、と聞いたときは本当に驚きでしたが、それがいい方向に繋がったことが本当に良かったですよね。
以前からずっと松山のコンディションを担当している飯田トレーナーに早藤キャディーと通訳のボブそれと今回チーム松山に合流した目沢コーチの5人で勝ち取ったマスターズ優勝だと思います。
優勝後に松山が手招きをして記念撮影していたシーンは何度見ても感動します。
早藤キャディが18番のピンをカップに挿した後に帽子をとってコースに一礼したあのシーンも本当に感動しました。
アメリカのメディアは凄いですよね。見逃さずに大会屈指の名シーンとしてしまうんですから。
よくゴルフは個人競技だと言われますが、自分は以前から団体競技だと思っていました。
今回、まさにそれが証明されて、自分としてはとても嬉しいです。
メンタルも急激に成長した?
松山の試合中の表情の豊かさも今回の優勝の要因の一つかもしれません。
解説の中嶋も言っていましたが、「メンタルトレーナーでもつけたのか?」と思わせるくらい自分の感情をコントロールしていました。
3日目の試合後のインタビューでも「あまり波風を立たせずに・・・」と松山自身が言っていますしね。
コロコロ変わる松山の表情はとても良かったですね。
口笛を吹いているかのようなシーンは人間らしくてとてもいいですね。
コロナ禍も影響あり?
コロナの影響もあり、日本からのマスコミが少なかったこともあると思います。
なんせマスコミ嫌いで有名なシャイな松山ですからね。
あとがき
簡単に優勝の要因かなと思われるかなと思うことを書きました。
その中でも改めてやっぱりメンタルは大事だと思わされましたね。
最終日の1番のティーショットで1番緊張したと言っていた通り、振り遅れで右に大きくミスショットしましたが、理屈じゃないんですよね。
意識しないように心がけていたとしても、平常心でいようと努めていても簡単じゃないってことなんだと。
けれども、1番はボギーになってしまったとはいえ、あのロングパットはパーで入りそうなくらい素晴らしいパットでした。あのパットを見た時には、いけるかもしれないと思いました。
最終日はスコアを落としたとはいえ、大崩れすることなく優勝することができたのはティーショット以降も感情をうまくコントロールできていたんだなという証拠ですよね。
どれだけのプレッシャーを抱えていたのか私たちには想像が出来ません。
本当にそのプレッシャーを乗り越えた松山は凄すぎです。感動です。
何回も書きますが、松山優勝おめでとう。そしてありがとう。