ゴルフ

OBが連発!
そんな時に役立つスコアの数え方

おはようございます。こんにちは。こんばんは。

コロナ禍でも楽しめるということで、ゴルフを一から始める方や昔少しかじったけどあらためて再びクラブを握ろうという方も増えてきて、自分としてはゴルフブームを日々痛感しています。

ゴルフブームが来る前は、平日であれば閑古鳥が鳴いていたゴルフ場も多かったため、当日予約でラウンドできたし、プレーしているゴルファーも少なかったので、結構前後の組を意識することなく回れました。
しかし、今は土日祝日を避けた平日にゴルフ場の予約をしても結構埋まっている所も多く、「あれ?今日って平日だよね?」と錯覚してしまうほどに、各ホールで待たされることが多いです。

ベテランゴルファーも勿論多くいるのは前提としてありますが、前後の組などのプレイを見ていると、「あぁ 初心者がいるな」と以前よりも感じます。そうすると混雑している上にプレーの進行が遅れがちになるため、余計に待っている時間が長くなります。

ゴルフを新たに始めて、ラウンドでは緊張→思い通りに打てない→焦る→後ろの組が見ている→緊張→焦る→余計に力が入り上手く当たらない→焦るというわけで初心者は無限ループです。

ラウンドでのスイングはそう簡単には直せませんが、プレー以外の場面はすぐにでも直せますし、知識があるだけで全然違います。どんなことでも分からないと不安にもなりますし迷っているだけでも時間は流れ過ぎていきます。
無駄な時間のロスをできるだけなくし、少しでも時間の余裕を持つことで自分にも余裕が生まれるかと思います。
そこで、今回はゴルフを始めた人がまず直面するOBなどの対処方法について解説していきます。

そもそも白線・黄色線・赤線のどれがOB?

正解は白線です。(または白杭)
白杭や白線のラインを超えたらOBとなります。
それらがなければOBではなく、ペナルティもないままそのまま打てます。
もし、隣ホールに打ち込んでしまった場合は、必ず「ファーーー!!」と叫び、隣のホールでプレーしている組にボールが飛んでくるという危険を知らせましょう。
大声なんて恥ずかしい。。。と躊躇わずに思いっきり大声で叫ぶことがポイントです。

OBとは

OBとは、アウトオブバウンズの略。直訳すると、境界から離れた外。
ボールがプレーの区域を越えてしまった場合のことを言い、プレーができる区域外を意味します。
境界は白線または白杭で表示されていますので、線を超えた場合はプレーをそのまま続行することはできず、1打罰のペナルティがプラスされます。
つまりはOBへ打ち込んだ1打も前へは進めずに無駄となる為、実質2打のペナルティがついてプレーをやり直すということになります。

ここが悩む!OBとなった時のスコアの数え方

初心者はOBは1打罰? スコアの数え方が分からないと人に聞くと「最後に2を足せばいい」と言われると大抵は混乱します。
結局1ペナなの? 2ペナなの? どーいうこと?と。

基本はティーショットがOBとなった場合は、1打罰となるので打ち直しが3打目です。
ただ、アマチュア・特に初心者は打ち直しをしたとしても再度OBとなる確率が高い為、プレイの進行を遅らせない為の救済ローカルルールが存在します。

救済ローカルルール
①前方にある特設ティから4打目を打つ。
②OBとなった付近の救済エリアへドロップして2打罰してプレーを続行する。

初心者は、何のこっちゃという感じだとは思いますが、要はペナルティはあるが前から打てるようになるということです。
OBしたペナルティとして1打罰は必ず付きます。そして前進した場合も1打余計につけますよという意味です。

ここで問題となるのは、スコアの数え方です。
ティーショットもOB・2打目もOB・3打目は池ぽちゃ
なんてことになったらもうお手上げです。4打目から1打罰で・・えっと・・ 3パットで・・なんて考えていたら途中何打打ったかまで分からなくなります。
スコアの数え方のコツは、実際に打った数に罰打を足すことです。
プレ4があると混乱しますが、基本に忠実に考えれば、
1打目:ティーショットがOB
2打目:特設ティからのショットでグリーンにのる
3打目:長いパットで寄せる
4打目:カップイン
自分が実際に打った数が4打+2打罰=6、ということになります。

手順①:自分が実際に打った数(OBとなったショット含む)のみ数える。
手順②:後でペナルティ分を足す。
・その場で打ち直しは1打罰
・前進してプレイ続行の場合は2打罰

2打目以降も同様です。
OBを打った場所から打ち直しとなるので1罰打を足します。
1打目・2打目プレ4ともにOBで2パットの場合→実際に打った5打+2罰打+1罰打=8です。
ショートホール(PAR3)の特設ティは池越えなどの場合はプレイング3のところもあります。看板が出ていると思うので2打罰なのか1打罰なのかはその都度確認しましょう。

ペナルティエリアの場合は?

ペナルティエリアとは、コース内の池や川、溝などの水路だけでなく、崖・岩場・ブッシュなどボールは見えていてもプレーを続けることが困難な場所も含まれますが、黄色杭または赤色杭(ともにラインで囲まれる場合も含む)で表示されています。
OB(白杭)との違いは打てる状態であればそのまま無罰で打っても良いということです。
プレーが不可能の場合は1打罰プラスすることで救済を受けることができます。

救済の対処方法は杭の色によって違う

ペナルティエリアは黄色杭と赤色杭の2種類ありますが、この二つの違いは救済方法の対処方法です。
赤杭の救済措置の方がプレーヤー有利になります。
初心者が悩むペナルティの罰打についてはシンプルな考えです。
ペナルティエリアに入っても必ず罰打がつく訳ではなく、そのまま打つことができれば無罰でOK。
打てない場合は、その場で打ち直しをするかペナルティエリア外へドロップするかの対処をします。
ともに1打罰です。救済方法やドロップの仕方については今回は割愛しますがスコアの数え方だけおさえてくださいね。

まとめ

今回は、OBやペナルティエリアでのスコアの数え方のコツについて紹介しました。
最初のうちは、何打だったのかOBがなくても数えるのに苦慮します。その上で、OB連発や池ぽちゃなどがあると訳わからなくなります。
とにかくシンプルに、自分がカップインするまでに実際に打ったした数をそのまま数えることです。
そして、そのスコアに後からペナルティを足していく。
これが一番シンプルでわかりやすいです。

ではまた~^^