ゴルフ

昨年のマスターズの感動を受けて・・・

おはようございます。こんにちは。こんばんは。

今週はゴルフ好きならワクワクドキドキ。ウズウズしながらも一年間待ちに待ったマスターズが開催されています。

一年前のマスターズ覇者といえば、言わずと知れた松山英樹です。アジア勢で初めてグリーンジャケットに袖を通し、日本人男子初の海外メジャーを制しました。

思い返してみると
自分の月曜日の朝8時はいつもなら会社にいる時間でテレビを観る事は難しいのですが、たまたま4月に転勤になり、職場も自宅から自転車で5分もかからない距離であることも幸いし、歴史的な瞬間をリアルタイムで目にすることができました。
トップで最終日を迎えた事もあり、最初から最後まで見逃す事はできない!と早めに就寝。準備万端で1番から見守り、松山が最終ホールの18番をホールアウトするまでテレビに噛り付いて観戦し、歴史的な瞬間をともにすることができました。
ゴルフ好きなら全員が全員言葉にできないくらいに感動しましたよね。

そんな感動をもたらしてくれた2021マスターズ。
自分も少なからず影響を受け、ゴルフの取り組み方が変わるきっかけともなりました。
松山のマスターズ優勝自体も自分のゴルフ熱を更に高めてくれましたが、松山が専属のティーチングプロを付けていたということが何より衝撃でした。色々な方からコーチをつけた方がいいんじゃないかとアドバイスを受けても、今まで頑なに首を縦に振らずスイングに関しては他人に教わらなかったあの松山がコーチをつけた事には本当に驚きました。

そこで、あやかるという訳でもないのですが、自分も一つの決断をしました。

今までは一人でなんとかできると取り組んでいたものの、思ったよりスコアも伸び悩んでいるときでもあり、ここでちゃんと専門家に習うことも必要ではないか、と。
環境も変わった所だったので、ゴルフ環境が整った地域というラッキーな偶然も後押ししてくれました。
実際習ってみた結果は、スイングがかなり改善されましたね。
やはりプロコーチに見てもらう事は大事です。
今は自分も理想を追求して迷宮へと入る今日この頃ですが・・

という訳で昨年のマスターズは少なからず、自分のゴルフへの向き合い方に変化を与えられた大会ともなりました。

今年のマスターズはというと、タイガー・ウッズの奇跡的な復活と松山が連覇をかけた大会となります。
そして2日目が終わった今日時点で松山がトップと5打差で2位タイという連覇に向けて絶好の好位置です。
タイガー・ウッズも足にボルトを入れたまま痛みもかなりある状態にも関わらず見事予選を通過し、決勝でもタイガー・ウッズのゴルフを見ることができるという、なんとも期待を裏切らない2人の活躍には本当に頭が下がります。

ただ残念ながら日本勢の金谷とアマの中島は惜しくも予選落ちしてしまいました。2人とも松山の背中を追ってのマスターズ出場でしたが、やはりオーガスタはそう簡単に攻略できないコースのようで、日本では断然強い金谷も世界アマチュアランク1位の中島もその壁を破ることができませんでした。
けれども、この2人はまたオーガスタに戻ってくる。世界で活躍できるポテンシャルのある2人の今後に期待したいです。

ところで、今回のマスターズの楽しみは試合だけではありません。
マスターズがメジャーの中でも一際特別感があるにはいろいろな理由がありますが、その中の一つにチャンピオンズディナーの存在があります。

チャンピオンズディナーとは?
開幕2日前に歴代優勝者がグリーンジャケットを着用して集う伝統的な夕食会が「チャンピオンズディナー」。
そのメニューは前年王者が決め、ホストを務めます。

松山英樹がマスターズを制した時に、チャンピオンズディナーのメニューは何にするんだろう?とマスターズ好きは誰もが頭に思い浮かべた大事な大事な特別な伝統的な行事。
自分も嫁さんと、「寿司かな? 神戸牛かな?」と盛り上がりました。でも、ナマ物は苦手な人もいそうだから牛の握りとか?などと一年間妄想で楽しませて貰いました。

松山自身もかなり悩んだそうですが、実際に開催されたチャンピオンズディナーは大成功!!
気になるメニューは、
前菜は、お寿司とお刺身の盛り合わせと焼き鳥
メインは、2品。
タラの西京焼き だし汁を添えて
A5ランクの和牛リブアイ マッシュルームと野菜添え 山椒とおろしポン酢
デザートは、あまおう苺のショートケーキ
と、和食を中心としたメニューで、思わず生唾をゴクリとしてしまうほどに美味しそうですね。

メニュー自体も大好評で、食通であろう歴代王者たちも大絶賛の嵐です。
和食が称賛を受ける事はなんとも日本人としては誇らしい気持ちにもなりますよね。
大成功だったディナーの理由は、実はメニューの選定だけではありませんでした。
英語が苦手なあの松山英樹がメモも見ずになんと!3分間にもわたる英語のスピーチをした、とのこと。
往年のレジェンドたちも、この思わぬ松山のおもてなしに感銘を受けたと大絶賛しています。
松山がスピーチを終えると、全員が立ち上がって、スタンディングオベーションで彼に敬意を表したということです。

もう、聞いただけで目頭が熱くなります。
松山も最高だし、マスターズ王者たちの応え方も最高すぎます。

開催される前から余韻に浸りまくっていましたが、自分はプレイの他にもまだ違う意味で余韻に浸れる大好物があります。
それは何かというとテーマソングです。
あのイントロが流れてくるだけで思わず手を止め毎度画面に釘付けになります。
いつも日本訳があったかは記憶が定かではありませんが、マスターズのテーマを直訳した日本語の歌詞を今回初めて見ました。
とても良い歌詞ですね。メロディーだけでも感動するのに、素晴らしい歌詞を目にして更に感動が増しました。
マスターズは本当に特別な大会なんだなと改めて思いました。

決勝2日は松山の活躍を期待してマスターズの特別感を楽しみながら観戦したいと思います。

ではまた~^^