おはようございます。こんにちは。こんばんは。
今日はTVを見ていて、おっと思ったことを紹介したいと思います。
月曜日の夜24時からBSフジで放送されている「attest」で興味深いことを言っていました。
それは堀琴音の復調です。復調に繋がったきっかけが球筋を変えたという内容を紹介していました。
彼女は今までドローボールを打っていたのをフェードボールに変えたのです。
自分も昔からドローボールからフェードボールに変えると強くなる可能性があると嫁さんに常々言っていました。反対にフェードボールからドローボールに変えると失敗することが多いとも言ってきました。
今日は自分の中でわかる範囲で球筋の変更によって活躍した選手とそうではない選手をいくつか紹介したいと思います。
今回は少々玄人向けの内容になるのでご了承ください。それではおねがします。
目次
簡単なドローボールとフェードボールの説明
ドローボールの定義
ドローボールとは、ターゲットラインに対して真っすぐ、あるいはターゲットラインに対して右側に打ち出されたボールが、空中で左にカーブし、およそターゲットライン付近に戻ってくるような弾道のこと。
フェードボールの定義
フェードボールとは、ターゲットラインに対して真っすぐ、あるいはターゲットラインに対して左側に打ち出されたボールが、空中で右にカーブし、およそターゲットライン付近に戻ってくるような弾道のこと。
ドローボールからフェードボールに変えて成功した選手
青木功
タイガー・ウッズ
ベン・ホーガン
デビッド・デュバル
ドローボールからフェードボールは変更しやすい
フェードボールはドローボールに比べ手の使い方が複雑ではないです。
要因はダウンスイングのスイング軌道をアウトサイド気味にすることと手のローテーションを極力行わないことがポイントになります。
複雑なスイング変更をする必要がない上に手のローテーションを抑えることで球筋が安定するので成功しやすいと言われています。
フェードボールからドローボールに変えた選手
伊沢利光
フェードボールからドローボールの変更は危険
ドローボールからフェードボールの変更とは逆にフェードボールからドローボールの変更はとても危険が伴います。
1番の原因を挙げれば手の使い方になると思います。
やはり手のローテーションを使う動作を思っている以上に必要になるので球筋が不安定になりボールのコントロールが極端に難しくなります。
番外編
上田桃子
上田桃子はLPGAに挑戦しているときにドローボールからフェードボールに変更した選手です。
理由としてLPGAは男子と同じでかなりラフが深いと言われています。
ドローボールは距離が出る代わりに球筋のコントロールが難しくラフに入れる確率は高くなります。その影響でフェードボールに変えていますが、飛距離が落ちたことでなんとなく納得がいかないということで再度ドローボールに変更し直しました。ここからスイングの迷宮に入り成績が低迷していきますが、見事に復活し、今週の大会でも見事優勝していますね。
まとめ
最初に言っておきますが、球筋に優劣はないので勘違いしないでくださいね。
フェードボールに変更して成功した選手もドローボールを打っていた時代でもメジャー優勝や色々な大会で優勝をして成功をしています。
それ以上の高みを目指したい時に行き着いた結果がフェードボールだったということかなと思います。
もっと知りたいと思われたなら是非各選手を検索してみてください。
一時期フェードボールがブームになった時があり、アマチュアがこぞってフェードボールに夢中になりました。
自分も例外ではないです・・・のっかっちゃいましたね。
簡単に球筋変更でどうなるか説明しましたが、元々堀琴音も実力のある選手なのでこのフェードボールに球筋を変えたことでJLPGAツアーを盛り上げてほしいと思います。
ではまた〜^^