おはようございます。こんにちは。こんばんは。
みなさんは、グリーンにもいろいろあることをご存知でしょうか？
グリーンの速さや形状、芝の種類など様々あり、グリーンのコンディションは特にその日のパットにものすごく影響を及ぼします。
パット数は本当にスコアに直結してきます。
パット数が多い時は大体がスコアが悪いパターンが多く、反対にパット数が少ない時は思っていたよりスコアが纏まってきたりします。
ラウンドする前に、ゴルフ場に着いたらパッティング練習をするかと思いますが、ここで速さなどを確認することが重要です。
グリーンコンディションの確認は何よりパットに直結する大事な作業。
そんな訳で今回は、グリーンコンディションのお話と併せてゴルフ場のグリーンについても紹介していきますのでよろしくお願いします。
目次
グリーンって？
定義
簡単に言うとカップが設けられている場所の事。
ゴルフはカップにボールを入れるスポーツなのでグリーンはとても大切な重要な場所です。
グリーンはフェアフェイよりも芝が細く手入れされており、平らなところから山のように盛り上がっていたり、傾斜や段差があったりするなど、色々な地形が用意されています。
芝の種類
簡単に分けて2種類あります。
ベント芝
常緑性で冷涼な気候を好む寒地型芝草。
日本のグリーンの約90％がベントグリーンです。
ベント芝は葉が細く柔らかい為、芝目は弱く転がりやすいという特徴があります。
芝目が弱く転がりやすい為、特に下りのパットなどはオーバーに注意。
高麗芝
日本で育成しやすい芝。
フェアウェイやグリーンにも使われています。ホールの中ではラフで使用されている野芝や、フェアウェイで使用されている本高麗、グリーンで使用されている姫高麗などがあります。
葉が硬くて、転がりづらく、芝目が強いのが特徴。
芝目がきつい為、順目と逆目では切れ方や強さなどがかなり違ってくる。難易度はかなり高めですが、芝目を読むことがまずは大切。
高麗芝は日本のグリーンの約5％ほどのみ。
グリーンコンディション
よくゴルフ場のマスター室近辺に掲示されていることが多いです。グリーンスピードと刈高が表示されています。
グリーンスピード
芝の刈り込みによってスピードはかなり変わります。
一般的には8フィート以下なら遅いグリーン、
9.5フィート以上で速いグリーンと考えていいです。
（参考までにプロのトーナメントに至っては11～12フィート、メジャー大会ではこれ以上のフィートが設定されることもあります。つまりめちゃめちゃ速いのでかなり激ムズです）
グリーン硬さ
コンパクションの数値が高いほどグリーンは硬いです。プロのトーナメントではコンパクション14以上の設定が多いようです。14以上だとボールマークはほとんどつかないです。反対にコンパクション10以下のグリーンはボールマークがつき柔らかいグリーンという事になります。
冬はグリーンが凍ったりしているので硬くカチコチだとボールが止まらずに難しくなる、というイメージは何となく分かるかと思います。
表示されている数値は本当にあってるの？
これに関しては気になるところです。ぶっちゃけ通常の場合とトーナメントの場合で正確さはかなり違います。
参考程度にするくらいがよいかと思います。
通常の場合
一般に行われているパターンとして、通常では18ホールすべてのグリーンを刈り終わってから転がり具合をチェックすることはできません。例えばトップスタートが7時とすると6時頃から芝を狩り始めますが、6時半頃にはマスター室前に表示しないといけませんから、その時点で刈り終わっているホールの平均値を表示します。30分くらいで刈れるホールは2～3ホールくらいですから正確な数値でないと推測されます。
トーナメントの場合
トーナメントなどの公式競技では、何か月前から肥料管理や芝の刈込管理で伸びを調整して、各ホールの均一性を出します。そしてすべてのグリーンを刈り終わってから18ホールの転がり具合をチェックして平均値をとっているので、かなり正確な数値が表示されていると推測されます。
まとめ
今回は、グリーンについて記事を書きました。
・グリーンって？
・芝の種類
・ベント芝
・高麗芝
・グリーンコンディションって？
・グリーンスピード
・グリーン硬さ
・表示されている数値は本当にあってるの？
・通常の場合
・トーナメントの場合
・まとめ
自分が良くラウンドするコースもほとんどがベント芝を使用しているゴルフ場が多いです。
たまに高麗芝でプレーすると同じ9.0フィートでもグリーンスピードの違いにアタフタしてしまいます。
グリーンスピードについては、体感的にほとんどのゴルフ場がグリーンスピードは8.5～9.5フィートで設定しています。
しかし名門コースと言われるゴルフ場は10～11フィートで通常から設定しているところもあります。
この1.0フィートの差はかなり速さが違ってきますので、難易度が更にグンと高くなりますよね。
こういった事もあるので、ラウンド当日は必ず練習グリーンでボールの転がりを確認しましょう。
グリーンスピードを知ることでパットの距離ミスはかなり防げます。
意識するだけでもかなり違ってくるかと思います。
「今日は何フィートかな？」と気にするだけでも何も知らないよりは確実にスコアアップに繋がるかと思います。
頑張っていきましょう！！
ではまた～＾＾
