おはようございます。こんにちは。こんばんは。
中部の格言シリーズですが、
今回は「アンプレヤブルは罰ではない」です。
まず、「アンプレヤブル」とは一体何ぞや?と思われるかもしれませんが、ゴルフ用語ですね。
意味は、「ウォーターハザード以外の障害物でショットが困難な状態」を指しています。
使い方は、ショットが困難な状態になった時に、プレイヤー自身で判断しアンプレヤブル宣言をして、救済処置を受けますが、その際、救済を受けることで一打罰が付加します。
具体的には、
一打罰が付加される理由として、例えば、林の中から前方にショットできない時に横に出すことがあると思いますが、それも一打です。それと同じ行為と思えばわかりやすいかなと思います。
中部はこの一打罰についての解釈をどうしているのか?を紹介したいと思います。
アンプレヤブルは温情
ゴルフをしているとこういった場面に出会うことは多いと思います。
「木の根っこだよ。あと50cm横ならグリーンを狙えたのに」って場面です。
こういった場合の中部はルールの温情に任せます。
つまりアンプレヤブルを宣言するということです。
大半のプレーヤーはなんとかしてそのまま打とうとし、ツアープロでも無理矢理打とうとする選手もいます。
結果はさておき、何故無理矢理打とうとするかというと、一打損することになるので、そのまま打った方がよいと考えてしまう人が多いのが実情です。
でもよく考えてみてください。
その状況でクラブを振り回したらどうなるかを。
もしかしたら、シャフトが折れてしまうかもしれないし、そこから脱出するのに何打かかるか見当もつきません。
つまり、ラウンドを続行するのが不可能な状況にいるわけなんです。
もしルールブックが頑なに“あるがまま“を主張していたら、いつまで経っても終わらずにスコアも散々たる結果になってしまいます。
でも、アンプレヤブルの条項があるおかげで、たった一打払うだけで再び安全にプレーに戻れることが出来るのです。
そう考えれば、アンプレヤブルを宣言すれば腹が立つどころか、むしろ感謝の気持ちが起きて来ると思います。
そんな気持ちで次のショットに臨めば、もしかしたら「ナ・・・・ナイスオンしましたよ‼︎」ということになるかもしれません。
アンプレヤブルは罰ではなく、続行不可能なゴルフを続けさせてくれる“温かい救済“なんです。
まとめ
説明した通りアンプレヤブルが“温情“というのは自分はすごくよくわかります。
なぜなら自分もたくさんコースで同じような失敗を経験してきましたからね…
アンプレヤブルせずに一打を損しなくないからと無理くり打って地獄を見てきたからこそ、打ってしまう気持ちも分かるし、温情の有り難みも分かるのです。
“ボールはあるがまま打つ“
これを自分は実践していますが、絶望的に次打を打てない場合は今では即アンプレヤブル宣言をしています。
これでかなりプレーが楽になりますよ。ま、次打がナイスショットになるかは保証の限りではないですけどねww
ただ一般的にベストスコア目前にすると、やはり欲が出てしまうのか…人間なのでその考えが頭の中から吹っ飛んでしまうんですよね。
一打も無駄にしたくない、と冷静さを欠いてしまう。
けれども、そういったときにこそ逆にアンプレヤブル宣言して一打の温情を受けてプレーする方がいい結果に繋がることが多いです。
あくまで可能性が高いというだけで、確実ではないですが、状況に応じて、臨機応変にプレーしたいですね。
一打罰になる、とデメリットを感じるのではなく、一打でこのピンチから抜け出せる!とメリットを感じると抵抗感はなくなるかもしれません。
アンプレヤブルのような“温情“は利用してたくさん受けましょう。
それにはルールを勉強する必要がありますよね。
一緒に勉強していいスコアで上げれるよう頑張りましょう。
ではまた〜^^