おはようございます。こんにちは。こんばんは。
一番多くの練習器具が出ているのに、練習量が圧倒的に少ないのがパターではないでしょうか?
あのパットが入っていれば!とラウンドする度に悔やみ、その時はパターの練習を欠かさずしこたましようと強く誓うも、結局はショットの練習の方に気を取られ結局はパターの練習がおろそかに‥ってアマチュアあるあるですよね。
けれどもパターは安定したスコアアップができる場所です。飛距離が出ない!といって悩めるゴルファーもスコアを縮めることができるのがパットなのです。
しかしパターは思うようにいかないですよね。
簡単じゃないなぁ・・というのはトップ選手たちのプレイを見ていても目にします。
先日行われたPGAツアーのアーノルド・パーマー招待でも、現在世界ランキング1位のジョン・ラームが約25㎝のパットを外して話題にのぼりました。
正直これを見て世界でトップを張っている選手でも外すことがあるんだと驚きながらも安心してしまいました。
が、そんなのは逆に稀で
日米問わずトップ選手たちのツアー中継を見ていると、3打目がグリーン上のパットであればかなりカップからの距離が離れていても大抵が打つ前にバーディーパットですと解説が普通に入っています。何十メートルと距離があってもバーディーチャンスとなるくらいにプロはカップインする確率がアマチュアに比べて高いという事ですよね。
それを裏付けるデータとして、PGAツアーのパット分析があります。
2フィート(60.96㎝)以内の成功率99%、
3フィート(91.44㎝)以内の成功率96%、
4フィート(121.92㎝)以内の成功率88%です。
そのくらいの距離ならプロなら入るんじゃない?って思う方も中にはいるかもしれませんが、アマチュアからしたらこの数字は夢物語の域です。自分もこの数値は凄く高いと思います。何故なら3フィートまでは平均して100球打って4回しか外さないって事ですから、そう言われると凄さが実感できます。
では、距離が長くなった場合にはどうなるのか?というと・・
5フィート(152.4㎝)以内の成功率77%、
6フィート(182.88㎝)以内の成功率66%、
7フィート(213.36㎝)以内の成功率58%、
8フィート(248・84㎝)以内の成功率50%、
9フィート(274.32㎝)以内の成功率45%、
10フィート(304.8㎝)以内の成功率40%、
もっと長いデーターとして15フィート(457.2㎝)以内の成功率23%、
20フィート(609.6㎝)以内の成功率15%、
30フィート(914.4㎝)以内の成功率7%です。
なかなかに興味深いデータです。
自分達が中継で目にするのは優勝争いしている選手が主です。なので、4、5メートルの距離をぽんぽん入れているイメージがありますが、意外と選手全体で見るとそうでもないということもわかります。PGA選手といったらトップオブトップですが、統計的に見たら4.5メートル以内のパットが4回に1回程度しか入らないという事ですし、10メートル離れれば100回に7回入るような確率に下がっていますが、でもやはり入る確率は勿論あるのでバーディチャンスとなる訳ですね。
入ってもおかしくない惜しいパットばかりだよね
カップの淵に止まっていても、ひと筋違うだけでも1打は1打。1打の重みをみなさんも常日頃から感じているのではないでしょうか。
という訳で
今回は、パットの練習の重要性などを書いていこうかなと思います。よろしくお願いします。
目次
パットを上達させる方法
なぜパットを練習するのか?
パット数を減らすことが最大の目的になります。
ラウンドで3パットが複数ある時はスコアが崩れている場合が多いと思います。反対に3パットが少ない時のラウンドのスコアはまとまっていないでしょうか?
スコアをまとめるにはパット数の減少が一番効率がいいです。
パットを練習することでスコアは必ず良くなります。
なぜパット数を減らすことが効率がいい事になるのか?
断トツで練習しやすいからです。
ショットについては練習場に行かないと球が打てないという最大の壁がありますのでお金がかかります。また家で練習しようとしても中々素振りをする場所がない場合もあると思いますし、スイングに関しては大きな動きに加え複雑な動きも気にしないといけません。
しかし、パットに関しては家でもお手軽に練習することができます。
ボールとパターさえあればどこでも練習できます。パターマットがある必要もありません。
部屋が狭くても全然問題ありません。あと動きも大きくないから体で打つを体感できます。
必ずやっておきたい練習を2つ紹介
打ち出したい方向に打つ練習
打ち方は色々あるので今回は詳しい説明は省きますが、打ちたい方向に打ち出すことができればそれがベストな打ち方になります。
練習方法
単純明快です。20㎝先に目標を決めてそ方向にボールを打つ練習です。その際強弱も練習しましょう。またボールにラインを引いてそのラインが真っ直ぐ転がっているか確認することが重要になってきます。強弱を練習する意味は、短いパットと長いパットの練習に当たります。ラインを確認する意味は、パッティング軌道が真っ直ぐになっていてパターのフェース面がボールに正しく当たっているかの確認になります。
1メートル以内のパットの練習
アマチュアゴルファーのパターで一番重要になってくるのが1メートル以内のパッティングになります。
というのもファーストパットをカップから1メートルにつける事ができれば確実に2パットで終ることができるからです。1メートルのパットが入る確率を高めることが何より重要です。
練習方法
打ち出したい方向に打つ練習の沿線上になりますが、1メートル先にボールを置きそれに打ったボールを当てる練習になります。結構集中力がいるので、集中力アップの効果もありおすすめです。
まとめ
今回はパッティングについて説明しました。
・パットを上達させる方法
・なぜパットを練習するのか?
・なぜパット数を減らすことが効率がいい事になるのか?
・必ずやっておきたい練習を2つ紹介
・打ち出したい方向に打つ練習
・1メートル以内のパット練習
ゴルフ界では「パットイズマネー」という言葉があります。「マネー=お金」になるのでプロに限った話ですがパターで賞金を稼ぐといった意味です。それくらいプロの間でもパットはもの凄く重要なものです。パットが重要という事は上級者になればなるほど痛感することです。
スコアの72~80というのはかなり微妙な数字で、シングルプレーヤ-と呼ばれる人たちでも3パットをラウンドで3回してしまうとあっという間に80を叩いたりします。そういった事もありシングルプレーヤーはほとんど3パットを打ちません。打たないように努力していると言った方がいいのかなと思います。
ゴルフ初心者の方はショットのミスがスコアに直結しているように勘違いしている場面をよく見かけます。ショットのミスがスコアに直結していないとは言いませんが、ラウンドを振り返ってみて結構アプローチでグリーンを往復したり短いパットを3パットしたり4パットしたりしていませんか?
考えてみてください。ラウンドで18ホールパット数を1つ減らすことで単純計算で18打良くなる計算です。これってすごくないですか?
ショットはすぐには上達しませんが、パットはショットに比べて練習次第で上達は早いです。と自分は思いますし、実際パットをそこそこ練習して自分は100を切りました。実体験もありパットでスコアは良くなると確信をもって言えます。
今回は、距離感についての練習は紹介していません。これについては中々長い距離の練習が難しいという事もありますし、ゴルフ場によって当日のグリーンの速さ設定は違うということがあります。その時の状況で対応しないといけないので、プロでも4.5メートルのパット成功率は23%まで下がるので長い距離のパットが残ったら入れるではなく1メートくくらいに近づけるくらいに考えを切り替えた方がパットも気楽にできます。
距離感は当日練習グリーンで練習するしかないと思います。
何回も言いますがパット次第でスコアはかなり変わってきます。頑張っていきましょう。
ではまた~^^